バイク通勤のススメ【3密を防ぐ通勤手法!】 

バイクのススメ

 コロナの影響でみなさんの生活もだいぶ変化があったと思います。みなさんは通勤はどうしていますか?電車や自動車、自転車などいろいろあると思いますが、職場まで5~20㎞くらいで、坂が多いところにお住まいの方はバイク(ここではオートバイのことを指します)がおススメです。

 このページではバイクの通勤について書いていきます。

バイクで通勤するメリットは何です?逆にデメリットはありますか?
という疑問に答えていきます

メリットは自動車に比べて非常に経済的なんです。また社会的にも渋滞を減らす効果が期待できます。デメリットは暑さ寒さの影響が大きいことなどです

SON
SON

バイクに乗り始めて20年、バイク通勤は12年になります。夏も冬も雨の時もバイク通勤を続けています。これまでの経験から、バイク通勤に関するおススメを書いていきます

スポンサーリンク

バイク通勤はメリットたくさん

バイク通勤のメリットはいろいろな記事にもありますので、いくつか項目を絞って書いていきます。
まずは固定費削減効果です。自家用車からバイクに変えるとと比較してみます。

自家用車に比べて年間100,000円も固定費削減!

夏は暑い、冬は寒いことを耐えてでもバイク通勤にするメリットの一番は初期投資に加え維持費も安いんです。

初期購入費用は別にして、小型乗用車としてHondaのFIT HEVと私が使っているスーパーカブ110と年間の維持費についてざっくり計算比較してみました。

自家用車バイク
FIT HEV(1.3L)スーパーカブ 110(原付2種)
自動車税\30,500\2,400
自賠責保険\13,000\4,500
任意保険(※1)\35,000\2,000
法定点検費用\13,000
整備費(※2)\1,200
ガソリン代(6,000㎞)\25,000\11,600
年間合計\116,500\21,700
※1:条件により変わります。バイクはファミリーバイク特約で試算
※2:バイクはDIYでのオイル交換

結果は年間の差額でなんと約100,000円の固定費削減につながりました。これには駐車場代は入れていませんし、自動車は車検がある年はもっとかかります(バイクは250㏄以上は車検無し)。

自家用車に比べた時の経済性は一目瞭然ではないでしょうか。

細身なので細い道でも安心。いろいろな通勤ルートが使える

自動車に比べ細身なので、裏道の細い道でも躊躇なく行くことができます。通勤時間帯での幹線道路は渋滞しがちです。
自動車では知らない道を行くのは、対向車とのすれ違いができるのかなど躊躇しがちです。でもバイクならそんな心配ご無用です。

交通状況に合わせ、通勤ルートの選択肢が増えます。私も毎朝40分かけて通勤していますが、通勤ルートは5ルートあり、だいたい同じ時間で行けてます。

イメージ

バイク駐輪場から建物入口までの距離が近い

立体駐車場でない限り自動車駐車場は広い敷地がいるので、ちょっと遅れると遠くに止めないといけなかったりします。
一方バイク駐輪場は建物に近いところに駐輪場があるケースが多いのではないでしょうか。なので、駐車した場所から建物までの移動時間も節約になります。

また、雨(特に土砂降り)のときは自動車の方が濡れないと思いがちですが、端の駐車場から建物まで傘さしても足元ずぶ濡れということがあります。バイクはしっかり雨合羽や防水靴で雨対策をすれば、ほとんど濡れずに出社できます。

「バイクで脳トレ」バイクに乗るとさまざまな認知機能が向上!?

”脳トレ”で有名な川島隆太教授によると、ギア付きの大型バイクに趣味で週1、2度乗ることは、認知機能とメンタルヘルスに良い影響があるとする研究結果があったそうです。

確かにギヤ付きのバイクでは両手両足を使って走るので、脳にいいのかもしれませんね。また自動車に比べても体感刺激が多いので、それもいいのかもしれません。
周りでバイクに乗っている同僚とかも、見た目若そうにみえる人が多いような気がします。

バイクのデメリット

ヘルメットを被るので髪型が崩れるとか、冬は寒く夏は暑いとか、事故に合った時の被害が大きいとかいろいろあるのですが、また私の観点で書いていきます。

原付二種以上のバイクでは普通自動車免許に追加して免許が必要

デメリットというか、バイク通勤へのハードルとして免許取得が必要なので、お金と時間の投資が発生します。

免許センターで一発試験で取得するという手もありますが、現実的にはバイク免許を扱っている自動車教習所で取得するのが一般的です。ちょっと複雑なバイクの免許と取得費用をまとめました。

排気量50㏄50~125㏄125~400㏄400㏄~取得費用(※)
名称原付一種原付二種普通二輪大型二輪普通免許無し
原付免許
小型原付普通二輪\7,5000\140,000
小型原付普通二輪(AT限定)(AT限)(AT限)\65,000\130,000
普通二輪\100,000\170,000
普通二輪(AT限定)(AT限)(AT限)(AT限)\87,000\155,000
大型二輪\165,000\280,000
大型二輪(AT限定)(AT限)(AT限)(AT限)(AT限)\200,000\250,000
※自動車教習所での取得費用。学校により違いあり

普通自動車免許を持っていても、けっこう取得費用が掛かりますね。私も自動車教習所で一気に大型二輪免許を取得しました。

青いラインを引きましたが、バイク通勤でおススメするのは小型原付普通二輪(125㏄クラス)のバイクです。なので通勤だけであれば小型原付普通二輪(AT限定)で十分だと思います。

ただバイクに乗り始めると大型バイクにも乗りたくなるので、後からまた必要な免許を取得するのもけっこう面倒です。

私は大型二輪免許を一気に取ってしまいました。しっかりバイクの練習もできますので自動車教習所をおススメします。

暑さ寒さ対応、安全対応など

その他では…

  • 暑さ寒さについて … ウエアや装備品でなんとかできます。
  • 事故について … 防具をしっかり身に着けることでケガの程度を下げられます(絶対ではありません)。またバイク運転講習を活用して運転スキルを上げるのも効果があります。
  • 髪型が崩れる … ヘルメットは必須なので、どうしようもないです。
  • 雪道走行 … スーパーカブのタイヤではチェーンがあるそうですが、冬通勤路が雪で覆われる地域は乗れない方が賢明でしょう。
  • 職場がバイク通勤禁止 … バイク通勤をあきらめるか、転職するか。

バイク通勤おススメの条件

ここまでバイク通勤のメリット、デメリットについて書いてきましたが、バイク通勤におススメの条件があると思いますので、みなさんいくつ当てはまっているでしょうか。

  • 職場まで片道20㎞以下である … 私は片道15㎞を約40分かけて通勤しています。20㎞で60分と考えると、それより長いと冬は体がもたないかもしれません。
  • 自宅にバイクの駐車スペースがある … マンションだと50㏄原付までとか条件がありますので事前に把握しておきましょう。
  • 職場までは自転車だとつらい … つらくなければ自転車がもっとも経済的にも安くておススメです。
  • バイクに家族が理解を示してくれる … バイクは危ないというイメージがありますので。
  • 職場に更衣室がある … 冬は厚めのジャケットになるので、職場で更衣室があるとベストです。

まとめ

SON
SON

バイク通勤に関するメリットデメリットを書かせていただきました。私の通勤路では春は梅や桜を見ながら、秋は落葉の中走ったりとリフレッシュにもなっています。ぜひこの記事を見てバイク通勤を始められる方がいらっしゃったら幸いです。

コメント