隣家との目隠しを日よけシェードDIYでやってみた【耐久性も確認】

住まいのDIY

我が家にはリビングから見える小さな庭がある。ただし建売住宅のため隣家との境は低い柵のみ。
最初はラティスを購入して目隠しをやっていましたが、日よけシェードとイレクターパイプを使って安く簡単にDIYで目隠しをやってみました。

この記事で分かること
庭の隣家との境を日よけシェードで目隠しをする方法

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隣家との目隠し検討

10年前に建売住宅を新築で購入しました。周囲5件同じ建築会社のよって建てられましたので、隣家との境は低いブロックと60㎝くらいの白い柵が設置してあります。
リビングから庭を見ると、隣家の庭もそうですが、その向こうの道路から丸見えなので目隠しを設置したいと思いました。

白い柵は隣家と共用なので勝手に付け直すことはできませんので、内側に目隠しを設置しなければなりません。

最初はラティスで目隠しをDIY

庭の目隠しで一般的なのはラティスかなと思います。
近くのホームセンターで目の細かいタイプを3枚と。柱と柱を地面に建てる金具を4つ購入。
車に乗りませんので、ホームセンターで軽トラを借りて運んできました。

設置が大変でした。柱とラティスは短いタッピングビスで止めるだけ。しかも止めてから地面に立てますので、3枚ともなると一人ではなかなか厳しかったです。そのうちタッピングも取れたりして、最終的にはタイラップや針金でラティスや柱を固定しました。
また、柱を立てる金具のせいで白い柵にピッタリ付けられませんでしたので、隙間分のゴムを挟んで針金で柵に固定しました。

この時は我ながらよくできたなと思います。

約10年経過するとこんな感じです。雨風にさらされ色は黒っぽく変色し右二枚のラティスは壊れてしまったので、ホームセンターで買ってきたベランダ用目隠しシートを張ってますが、ラティスの柱が固定できていないのでゆるゆるですね。

ラティスの耐久性

ラティスも木製なので劣化はしょうがないところがあります。
柱とラティスの接触部分は強風で擦られて塗装剥げてます。水が入って腐っていきますね。

ラティス表面も雨で弱って風で折れてます。
塗装も初期の明るい色に比べたら薄暗くなってます。

面倒なので10年引っ張りましたが、見た目からするとラティスの寿命は3~4年くらいではないでしょうか。

ラティスの廃却

ラティスは木製なので燃えるゴミで廃却できるのですが、細いパーツを釘で繋ぎ合わせているので、それを取らないといけません。
ラジオペンチで抜いていきますが使われている箇所が多いため非常にめんどうくさいです。

また、うちの地区では長さを90㎝以下にしないといけないため、ラティスを切断する必要があります。
柱はけっこう太いので、電動のこぎりを購入してしまいました。
電動のこぎりで楽に切断できました。

ラティスは設置するのも捨てるのも大変なので、次は違う方法で目隠しを行います。

ヤザキのイレクターとサンシェードを組み合わせた新しい目隠し

ラティスに代わる目隠しとしてヤザキのイレクターとサンシェードを組み合わせることにしました。
イレクターとは矢崎化工株式会社の商品で、パイプやジョイントを組み合わせることができます。
特徴はスチールパイプにプラスチックを被覆してあるので、強度を保ちつつ錆に強いということで、屋外でも使えます。

目隠しの本体は丈夫なハトメが付いたサンシェードを付けます。
これをイレクターの内側に付けます。

寸法について

目線を隠せればいいので、白い柵の上に広げるようにします。
サンシェードの形状に270㎝×90㎝がありましたので、それに合わせてイレクターを組みます。

イレクターパイプも270㎝の長さが必要ですが、その長さのを通販で取り寄せると送料も大変なことになってしまいますが、イレクターには”接手”がありますので、90㎝のパイプを接手で繋げることにしました。
イレクターの太さはφ28、色は黒にしました。

今回購入した商品一覧

今回はすべて通販で手配しました。

  • サンシェード 270㎝×90㎝ SH116(濃茶ストライプ)
  • イレクターパイプ H-900 S BL ×10
  • イレクタージョイント J-50B S ×2個 土中に埋めるパイプの先端に使用
  • イレクタージョイント J-5 S ×2個 L型ジョイント
  • イレクタージョイント J-23A S ×4個 パイプをつなぐ接手です
  • イレクタージョイント J-7A S ×2個 T型ジョイントです
  • イレクター サンアロー接着液 EY-30 接着剤です

手配したものを並べるとこんな感じです。
ラティスに比べると圧倒的に少ないです。

組み立て&設置

組み立ては簡単です。パイプを挿入しサンアロー接着液を流し込むだけです。
強度的には接着剤はいらなそうですが、パイプの内側はスチールで錆びますので、水が入らないように継ぎ目に接着剤でフタもします。

塀沿いに立て、地中に差し込み柵に結着バンドや針金で固定します。
サンシェードを内側に、ハトメを使って結着バンドや針金で固定すれば完成です。

結着バンドは耐候性のあるものを使います。

ジョイントにパイプを奥まで差し込むます。

サンアロー接着液。付属のスポイトで流し込みます。
手にくっつくと大変なので注意。

270㎝×90㎝のサンシェードはイレクターに枠に対し少し小さ目。
張りながら付けます

イレクターを塀ぎりぎりに設置。
白い柵に針金や結着バンドでしっかり固定します。

高さは90㎝×2の180㎝。10㎝程地中に埋めてます。
下側のハトメには、強風時は上にまとめるため、はずせるように付け外しができるタイプの結着バンドを使いましたが、結局強風時もそのまま。でも問題ありませんでした。

耐久性について

1月に設置し、夏を超えて11月の状態が下記の画像です。サンシェードが少し色あせてきたくらいでしょうか。強風で少ししわができていますが、ハトメを固定している結着バンドを調整すれば直ると思います。

色飽きたら別の色のサンシェードを買えばいいかなと。
サンシェードの廃却も楽ですし。

まとめ

SON
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イレクターとサンシェードの目隠しを紹介しました。
うちのように新たに塀を作り直したりできないところに活用できると思います

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