バルコニーの物干しスタンドを高さ調整できるタイプに交換【川口技研ホスクリーン】

バルコニーDIY

建売で購入した我が家のバルコニーには物干しスタンドが設置されており長年使用してきました。冬はもう少し高い位置で干したいとの家人の要望に応え、川口技研製のホスクリーンの高さが調整できるタイプにDIYで交換しましたので、やり方等紹介します。

この記事で分かること
バルコニーの既存の物干しスタンドを変更する方法
ホスクリーンの取り付け方法

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バルコニーで洗濯物を干すための物干し竿の高さを上げたい

我が家には2階の南側にバルコニーがあり、そこで洗濯物を干しています。
建売で購入した当初から、腰壁から物干し竿固定器が装着されており、長年使用してきました。

ただ、冬季陽が低くなると今の高さでは洗濯物に陽が当たる面積が少なくなり、乾きが悪いとのこと。
もう少し物干し竿を高くしてほしいとの要望が出ましたので、検討してみました。

いろいろな方式がある

命題は今の高さから4、50cmくらい高い所に物干し竿を通すことです。
強風の時も耐えられるように強度もそこそこないといけませんし、どうせなら冬季だけではなく年中使えるような利便性も必要ですね。

自立式タイプ

簡単なのはバルコニーに自立式の物干し台を追加することですね。
大型補ホームセンターに見に行ったのですが、ニーズがあまりないのか品数がほとんどありませんでした。ほとんど屋内用でした。

自立式は自立させるための土台が必要なので、我が家のような狭いバルコニーではさらに手狭になってしまいます。

後は強風で倒れてしまうかもという懸念点があります。2階のバルコニーで風で倒されて洗濯物が屋根に落ちてしまったら拾えない。

ということで、我が家では自立式は候補から落としました。

@川口技研HPより

軒先から吊り下げるタイプ

次に軒先から吊るすタイプです。
これなら自立式と違って狭いバルコニーの床に置かなくていいのでスッキリしていいです。

@川口技研HPより

ただ我が家のバルコニーの軒先は壁からせいぜい30cmくらいしか出ておりませんでした。
しかも重量物を吊るせそうな強度がありそうな場所がないことが分かりました。
これでは吊り下げられませんね。

突っ張り棒タイプ

簡易に設置でき、そこそこ強度も期待できるのが突っ張り棒タイプです。
我が家では玄関に使用し、重い冬用のバイク用ジャケットを吊り下げていますが強度的に問題ありません。
お値段も3,000円〜5,000円であるようです。
ちょっとバルコニーに出ずらくなるけど、部屋から直接干せるので運用も楽そうです。

でも先ほどにもあった通り、我が家のバルコニーの軒先は出っ張りも少なく、しかも斜めになっています。これではしっかり突っ張れない。

窓壁に固定するタイプ

今度は壁に取り付けるタイプを検討しました。
これなら希望の高さに取り付けられそうです。
ホームセンターで調べてみると、川口技研のホスクリーンというところが大手のようで、色々なタイプが出ているようです。
ただ、取付けボルトがかなり太くて長い。
こんなのを家側の壁に打ち込むのはちょっと気が引けるので、別の手法にします。

@川口技研HPより

腰壁に固定するタイプ

川口技研のHPを見ていると、バルコニーの外側の壁(腰壁)に設置する腰壁タイプで高さを稼げるタイプがありました。
腰壁用ホスクリーン上下式というものです。
中でも色々なサイズのものがあり、要望を満たすサイズがありました。

また、HPの取付け図面を確認すると、元々付いている物干しの腰壁への取付け穴位置がほぼ一緒。
うまく合えば取付けボルトをそのまま使えそうです。

というわけで、川口技研の腰壁用ホスクリーン上下式にすることにしました。

川口技研 腰壁用ホスクリーン上下式 GP

もう一度バルコニーで物干し竿を設置したい高さの寸法を測り、HPで検討したところ、腰壁用ホスクリーン上下式のGP-45が合いそうなので、それにすることにしました。
4段階の高さ調整(0ー120ー240ー360㎜)ができるとのことなので、問題ないでしょう。
カラーは無難にステンカラーにしました。

早速ネットで購入。

ホスクリーンGPー45を取り付ける

2,3日で届きましたので、ホスクリーンGP-45を取り付けていきます。
届いた荷姿は非常にコンパクトです。この中に2セット入っておりました。

元々付いていたのをはずす

ホスクリーンGP-45の中身を確認した後は、元々付いていた物干し台を撤去します。

はずす前に、ホスクリーンGP-45の取付けステーを横に並べてみました。取付け穴のネジ間ピッチは合いそうです。
というか、元々のもよく見たらホスクリーンでした(HC型)。
メーカー同じなので、取付け穴のネジ間ピッチも合うのも当たり前でしたね。
(今回の写真を撮る時に初めてラベルに気がつきました)

ネジ間ピッチは問題なさそうでしたが、ホスクリーンGP-45の取付けステーの上面が腰壁の金属部分に当たりそう。このせいでネジ穴合わない可能性も。。。

試してみないと分かりませんので、確認した後取り外します。
ネジ頭13mmでしたので、13mmのソケットレンチで緩めていきます。

取付けボルトが出てきました。太くて長い。
汚れてはいましたが、特にダメージ等なさそうでしたのでそのまま再利用することにしました。
(ホスクリーンGP-45のセットの中には取付けボルトは入っておりません。取り付け部位により異なるので別売り設定)

その取り付け穴を再利用して取り付ける

ホスクリーンGP-45の取り付けステーの上下を間違わないようにし、ワッシャーを通したボルトを締めこんでいきます。
腰壁の金属部分との接触もぎりぎりOK。先代ホスクリーンHCを取り付けた職人さんに感謝です。

取り付けステーが固定できたら、本体を上からスライドして嵌めます。

下側にキャップをはめボルトで固定。
同様にもう一個も設置しました。

高さを調整できる

高さは4段階に調整できます。
使わない時は1番下まで下ろすと記載されていますが、面倒なのでずっとこのままでしょう。
早速物干し竿を通して洗濯物を干してみました。
腰壁よりも上に洗濯物が来ますので、陽射しにあたる面積も増え、要望を満足することができました。

まとめ

SON
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バルコニーの洗濯物を50cm程かさ上げする手法を検討し、結果的には上下式のホスクリーンに付け替えました。同じメーカーのため取付け穴が同じで楽に付け替えることができました。

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