子供用の二段ベッドにカーテンを付けて視覚的に個室化しました。また我が家の脱衣所は平凡的な洗面所一体式なので、カーテンでセパレートしました。両方ともカーテンレールを取り付けるにあたり曲げる必要がありましたので、曲がるカーテンレールを使ってみました。きれいに仕上がりますのでDIY派のみなさまにおススメします。
カーテンの活用
部屋の中を気軽にセパレートするときにどうするべきか?
目隠し目的であればカーテンを活用することでセパレートできます。
今回は曲がるカーテンレールを使って我が家に二か所、カーテンを設置してみました。
二段ベッドの個室化検討
我が家は狭い部屋を活用するため、二段ベッドを導入していました。
一番上のお兄に二段ベッドの上に寝てもらっていましたが、そこで寝るのはイヤと言い出してきました。
他の妹弟も二段ベッドの上はイヤとのことで、誰かがここに寝てもらわないと我が家的に困ってしまいます。
二段ベッドに上がって下を見ると、高さがありつつ柵が低いのでちょっと怖さを感じます。
またお兄は自分の個室を欲しがっていたので、カーテンで覆って個室風にすることにしました。
そうすれば引き続き二段目で寝てくれるはずです。
曲がるカーテンレールを使う
カーテンレールを天井に取り付け、カーテンを天井から吊るし、視覚的に個室風にすることにしました。
ベッドは部屋の角に設置していますので、カーテンを2面に設置しないといけません。
せっかくなので角部を病院のように丸くしたい、ということで調べてみると、好きなところで曲げられるカーテンレールという商品がありました。
好きなところを曲げることができるカーテンレール。
カーブ用レール タチカワのカーテンレール V5の3mをネットで購入しました。
てっきりやわらかくて丸まって送られてくるのかと思いましたが、3mのそえ木と一緒に送られてきてびっくり。設置までの置き場に大変困りました。
カーテンレール自体もけっこう強度があります。
寸法を測り、曲げる場所を決めゆっくり手で曲げていきます。うまく90°に曲げることができました。
設置に関する注意点
レールを固定する天井シングルブランケットを天井に固定していきます。
この時等間隔に付けることにこだわらず、まずはしっかり天井の梁の場所を見つけ、そこにスクリュで固定していくことが大事です。カーテンとはいえ結構重量物となりますので。
ブランケットを取り付け、カーテンレールをはめます。
ランナーを入れ両端を固定したら、後は長さの合うカーテンを取り付けて完成です。
二段ベッドに上がって早速カーテンを閉めてみました。いい囲われ感があり安心感があります。
二段ベッドが特別仕様となったので、お兄も気に入ってくれて引き続き寝てくれました。
2年経ちますがブランケットは外れることもなく、またお兄も引き続き寝てくれています。良かった。
脱衣スペースと洗面台をセパレート化
我が家の脱衣兼洗面所は2畳くらいの狭い空間です。
我が家の子供達も大きくなってきたので、洗面台と脱衣スペースをセパレートすることにしました。
脱衣スペースを使わない時は今の状態に戻せるようにしたい。
そうすると手法はカーテンで仕切るしかありません(他の手法は私は考えつきませんでした)。
ライトを避けるようにカーテンレールを曲げる
洗面台と洗濯機の間のスペースに使わないときのカーテンを入れておきたいです。
するとそこからカーテンレールを風呂のドア面と並行にまっすぐに引っ張ると、対面のブレーカーボックスに当たってしまいます。また天井埋め込みライトの真下を通ることになります。
それらを避けるには斜めにカーテンレールを設置する方法もありますが、斜めはちょっと感覚的にいやです。
そこで曲がるカーテンレールの登場です。2か所曲げてオフセットさせればライトもブレーカーボックスも避けられそうです。
連結タイプの曲げるカーテンレール
ざっくり寸法を測定すると2m弱くらいなようです。曲げる予定なのできっちりと測れませんでしたので、後は現物合わせで調整することにします。
今度は先程のとは別のメーカー製のを使ってみました。こちらは150㎝以上は連結するタイプでした。
連結タイプなので、配送時も150㎝くらいなので設置までの置き場に困りません(送料も安め)。
MAGEX - 自由自在に曲げられるカーテンレール
設置
MAGEX届きましたので設置していきます。
うすうすは思っていたのですが、配送には便利な連結式ですが今回はちょうど真ん中のライトのあたりで連結になり、曲げなければならなかったので大変な作業になりました。
カーテンレールを曲げる
現物合わせしてみると、レールの端の方で曲げないといけないことがわかりました。
このレールがけっこう強度があり、曲げるには力が必要となります。
二段ベッドの時は長物の途中で曲げられたので力を入れやすく良かったのですが、端だと力が逃げてしまうのでコンクリートに押し当てながら、固めの円柱物を使ってなんとか曲げていきます。
別売りのカーブベンダーを買っておけばよかったとかなり後悔しました。手がかなり痛かったです。
MAGEX まがる マゲックス カーブベンダー 55R
余り分を切断する
なんとか2か所を曲げて現物合わせをすると、どうしても20mmほど長すぎて入りません。
ということで切断します。
前に買った電動のこぎりに金属用の歯が付いていましたので切断にチャレンジ。
金属粉が目に入らないように保護メガネを着用して慎重にやっていきますが、これも簡単に切れずに大変でした。
しっかり測定し、切らないように注文することが大事です。カーテンレールの切断DIYはおススメしません。
なんとか切断し、切断面を金属やすりできれいにします。
連結部分を連結する
続いては連結部分を連結します。
レール上部にプレートを取り付け、下部にはピンを挿入する構造ですが、このピンがなかなか入りません。端から金づち等でたたいて圧入させたいところですが、長いカーテンレールなのでそうもいきません。
ペンチを2個用意し、両側のレールをしっかり固定しむりやり圧入。この作業で30分くらい格闘しました。ペンチで少し傷ついてしまったところは紙やすりでならしておきます。
こんなことなら二段ベッドの時に購入したお店で2mのものを購入すれば楽だったかもしれません。
天井に取り付ける
カーテンレールができればあとはそう難しくはありません。
設置予定場所の近辺の梁を探し、天井シングルブランケットをスクリュで固定しカーテンレールを固定します。
カーテンを取り付けて出来上がり
カーテンレールが取り付いたら、いい長さのカーテンを購入してきて取り付けたら完成です。
曲げることでライトを迂回し、ブレーカーボックスの横までカーテンを設置することができました。
ちょっと心配していた曲げのところ、連結部のランナーの動きは特に問題なかったです。
ライトは脱衣所側になるようにカーテンを這わせました。洗面所は洗面所のライトを使えば明るさは確保できます。
お風呂を使うときはカーテンで遮蔽。不要な時はたたんで洗面台と洗濯機の間に入れてます。
まとめ
DIYによる天井取り付けタイプの曲がるカーテンレールを使った活用例を紹介しました。一時的に視界を遮断したいのであればカーテンおススメです。
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