バイクの運転は難しい?それならバイクスクールで技を磨け【所沢市から行く】

バイクツーリング

バイクの運転は最初は意外と難しいです。ちょっと速度を上げていくと思っていた通り操縦できなかったりします。公道で事故を起こす前にバイクの運転スキルを磨けるスクールがあることをみなさんご存じでしょうか?ここでは私が実際に体験したスクールを紹介します。

この記事で分かること
バイクスクールについて
関東のバイクスクールについて

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バイクスクールで運転スキルを身に着けよう

自動車教習所で免許を取得した後は自己流で運転スキルを身に付けて行く方が多いと思います。私もそう思ってました。
ところが、初めてバイク(250ccクラス)を買って友人とツーリングに行ったときに、友人のスピードに必死についていった時にカーブを曲がり切れずに壁にぶつかりそうになりました。
両腕に力が入って、自然に曲がっていく力(セルフステア)を遮ってハンドルを抑えてしまったため、曲がらずに道をはみ出してしまった。と、今では分かるのですが当時は分からず。


自動車教習所ではそこそこの速度でバイクを操縦する時間はあまり無いんですね。
そこで、公道で事故を起こさないように、またかっこよくバイクに乗るためにスクールにいくつか通いました。
おかげで今まで20年間、15万㎞くらい走行していますが無事故です。スクールでいつもより攻めた走りを経験しておくと、一般道で余裕が生まれます。

所沢市から行ける距離になりますが、行ってみて体験したバイクスクールを紹介します。

ホンダモーターサイクリストスクール(HMS)

交通教育センターレインボーがバイク向けのスクールを開催しています。それがホンダモーターサイクリストスクール(HMS)です。

日本各地交通教育センターレインボーがある箇所で開催されています。関東にあるのは、交通教育センターレインボー埼玉とツインリンクもてぎ アクティブセーフティトレーニングパーク(栃木県)で、交通教育センターレインボー埼玉の方へ3回程、アクティブセーフティトレーニングパークの方は1回行ってきました。

アクティブセーフティトレーニングパーク

場所は栃木県茂木町のツインリンクもてぎの中にあります。ちょっと所沢からは遠いですが日帰りできる場所にあります。

参加日:2006年9月

ホンダモーターサイクリストスクールの特徴としては練習するバイクを貸してくれます。自分のバイクだと転倒が怖いので攻めた走りができなくなってしまいますが、借りるバイクなら安心!?です。

また防具も貸してくれますので、持っていくものとしてはヘルメット、グローブ、くるぶしがかくれるシューズとなります。雨の時はカッパも貸してくれます。
だいたい一日のコースですので、お昼ご飯(お弁当)も料金に含まれています。

この日はCB750を借りて、ブレーキ(急制動)、スラロームをたっぷり練習することができました。


最初はけっこう汗だくになります。これは体中に余計な力がかかっているからです。
自分のできていないポイントを指摘してくれますので、できるまで練習します。

ネットで検索するといろいろバイクの乗り方が文章だったり映像だったりでいっぱい上がっていますが、目線の置き方、下半身の使い方等何度も体感していかないと身に付かないと思います。

この時覚えたのはバイクの曲げ方。今まではハンドルだけに気を取られていたのですが、「腰を使って押し出す感じ」というアドバイスを受け、何度かやっている、大型バイクをひらりひらりと左右に倒しこむのがうまくなりました。

交通教育センターレインボー埼玉

交通教育センターレインボー埼玉は埼玉県川島町の荒川沿いに位置し、非常に分かりにくいところにありますので、初めて行く場合は余裕をもっていくことをおススメします。
自分のバイクか、駐車場もありますので自家用車で行くことになります。
予約が必要ですが、送迎バスもあります。

参加日:2007年1月

コースは豊富に用意されており、初級、初中級、中級、上級がありその中でもまたいくつコースが分かれていますので、自分のスキルやできない観点で選べばいいと思います。

コロナの現在はちょっと分かりませんが、以前は土日はすぐ予約が埋まってしまう人気のスクールです。

こちらのスクールも同じくバイクを貸してくれます。ヘルメット、グローブ、くるぶしがかくれるシューズを持っていきましょう。季節によってはびっしり汗をかきますので、着替えも用意しておくといいと思います。

当日までと当日の流れは

  1. 開催日を確認して予約する(インターネット、電話)
  2. 受付時間に間に合うようにくらいに現地に行く(受付 9:00~9:50)
  3. ヘルメット等をもって受付をする。料金を支払い、ゼッケンをもらう。

という感じです。

スクール内容

私は中級コースを受けました。年配の方からおばさんまで年齢層は幅広いです。
防具を付け、体操し、バイクの点検をしてコースに行きます。

まずは加減速時の姿勢の練習。フロントフォークの伸び縮みにつられて体が暴れないようニーグリップでしっかり下半身をバイクに固定し、上半身も動かないようひじの伸び縮みで吸収します。

次に自分の限界を知ろうという趣旨のもと円を旋回します。
40km/hぐらいだすとCB750ではバンクセンサーが擦るくらいの円を旋回します。
自分ではけっこう速度を出しているつもりでしたが、メーター読むと30km/hほど。
4,5回目のチャレンジで40km/hくらいまで出せてバンクセンサーを擦る。擦るとびびってしまいますね。

少し休憩が入った後は、Uターンもある細めのスラロームコースを練習します。

Uターンがいまいちできません。コース一杯に膨らんでしまいます。
腕の力を入れないよう心がけてはいるのですが、ついつい力が入ってしまっているみたいです。
何週も同じコースを練習しますが、前回できたコーナーが今回できなかったりともどかしい。
10時~12時半までやって午前の部終了。

本館に戻って食事です。このときのメニュートンカツ定食を食べました。
ロビーはなかなかきれいな作りで。雑誌もけっこう置いてあり、1時間ゆっくり休むます。

午後はもう少し広いスラロームコース。
出だしのUターンが3回連続するところに苦戦しました。
ただアドバイスを受けながら何週も走ると進入コースやブレーキタイミング、旋回角度や姿勢等が判ってきてうまく曲がれるようになる。これがうれしいし楽しかったです。

休憩の後最後は急制動とスラロームを組み合わせたロングコース。
急制動ではどうもブレーキして止まる寸前に緩めてしまう癖があるらしい。一定の握力、踏力でブレーキすることをこころがけました。あとはスラロームでガンガン走らせてくれます。

最後はバイクの給油と清掃をして解散。
終了時間ではもうくたくたでした。でもすごい充実感もありました。

二輪車交通安全教室【警視庁主催】

ちょっと変わっているのが、警視庁が主催している二輪交通教室です。
参加費は無料(傷害保険料200円のみ必要)で、白バイ隊員の方が教えてくれます。
もちろん自分のバイクをもちこんでの教習となります。

警視庁ということで、参加資格が東京都内に居住又は、勤務している方となり、ちょっとハードル高いかもしれません。
私は埼玉在住で埼玉県内の事業所に努めているのですが、本社が都内にありますので参加できました。

また、服装もしっかりしていないと参加できません。特に胸部プロテクターの装着が義務付けられています。

メインの交通安全教育センターの場所は多摩川河川敷にあります。

オートバイ安全教室参加

参加日:2007年3月

当時はオートバイ安全教室という名でしたが、参加してきました。

当日までと当日の流れは

  • 講習会の前月1日から前日までの間に電話で申込みをする
  • コース横の建物にて受付を行い、ゼッケンをもらう。初参加だったので、参加シールをもらいました。
  • 時間になったらコースに集合する


バイクは河川敷コースに止めます。けっこう参加者多いので周りを見てれば分かると思います。

総参加者150人程で、初参加は15人程。圧倒的に常連が多い教習でした。
午前中はブレーキ練習。もともとブレーキは得意なので、難なくこなします。

この時は、乗っていたVFRで参加しました。転んでバイクが壊れる恐怖といつも隣り合わせです。

お昼は各自適当に食事。近くにお弁当屋があるので、そこで買っている人が多いみたいでした。

午後最初のメニューはバランス。
一本橋、波状路と免許取得以来のコースに苦労しました。

後半はスラロームコース。
こちらはHMSで練習していたので大丈夫でした。最後のほうはかなり倒しこみ、前車に遅れることなく走ることができました。

順番に白バイの方が前走に入って走り方を見せてくれます。

ほぼただでこれだけしっかり走りこめるのはすごいと思います。
非常に楽しいです。

その代わり常連も多いのでなかなか予約が取れません。参加資格のあるかたはぜひ予約を取って参加し、自分のライディングスキルを上げることをおススメします。道を走っているだけではこれは体験できません。

まとめ

SON
SON

自分の参加したスクールを紹介しました。HMSで基礎を学んで、警視庁のスクールで走りこむというのがいいと思います。
今はコロナで開催が不定期のようです。参加を考えている方は事前確認をしっかりしてください。
大型バイクを降りてからスクールにはほとんど行っていないのですが、この記事を書いたらまた行きたくなってきました。

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