バイク通勤におススメするのは原2バイク、それもスーパーカブと紹介しましたが実際にどういう感じなのか、通勤しているときの映像とともに私の通勤仕様装備、走り方を紹介します。
スーパーカブ(JA07)での通勤シーン【細い裏道も楽々】
通勤に使うバイクの車種はスーパーカブ(原二)を強くおススメします。
私の通勤バイクもスーパーカブ 110㏄です。2012年から愛用しています。
2012から10年間通勤やツーリングに活躍したスーパーカブは青色のJA07型です。
通勤時の映像を撮ってみました。
走行音も入れてあります。映像見てみるとけっこうエンジン音するなと思いますが、走行中はヘルメットをしていますし、走行時の風切り音がするのでそんなに気になりません。
自動車では躊躇してしまう裏道でも気兼ねなく通ることができます。途中急な下り坂があるのですが、そこでは2速まで落としてエンジンブレーキとブレーキを併用しながらゆっくり走行できます。
後で出てきますがリヤに取り付けたボックスに荷物を入れているので雨でも問題ありません。
2022年からは欲しかった記念モデルの赤いスーパーカブ110に乗り換えました。JA44型になります。
スーパーカブの乗り方【いきなり応用編】
スーパーカブは独特なギアチェンジ方法【4段リターン式】
スーパーカブは自動遠心式クラッチが搭載されています。
止まる(回転が止まる)とクラッチが離れ、走り出そうとする(回転が上がる)とクラッチが自動でつながるので、クラッチレバーがありません。
少しめんどうくさい半クラッチなどの操作が不要となり、そのまま停止してもエンストしないので乗りやすいです。
一方ギヤチェンジは普通のバイクとは異なり、シーソー式のチェンジペダル式です。
前側を踏むと1速ギヤが上がり、後ろ側を踏むと1速ギヤ下がるという独特の操作のバイクです。HondaのHPでは取扱い説明書をDLできます。
スーパーカブは2009年式のJA07型から4速まで設定され、巡行走行が楽になりました。
一方で今のギヤが3速なのか4速ギヤなのか分からなくなるときがあります。
走行中は4速ギヤから前ペダルを踏みこんでも何もなりませんが、停止時はニュートラルに戻ります。普通の乗り方は1速ギヤで走り出し10㎞/hくらいで2速ギヤに上げ走行状態により3速ギヤ、4速ギヤに上げて走行します。
赤信号等で停止した時はそのまま前ペダルを踏みこんでニュートラル、1速ギヤにして青信号を待つという感じです。
クラッチレバー無いけれどクラッチ操作ができる【ちょっと高度な走り方】
走行中速度が下がってきたときにはペダル後ろ側を踏んでギヤを落としますが、エンジン回転数が低い状態でギヤを落とす(例えば上り坂で3速ギヤでは苦しいときに2速ギヤに落とす場合など)と回転数が合わずガツンと衝撃が来ます。
壊れはしませんがあまりいい乗り心地ではありません。
普通のクラッチレバー式のバイクでは、クラッチレバーを握ってクラッチを切った状態でアクセルを少し回してエンジン回転数を上げ、ギヤを下げてクラッチをつなぐとスムーズにいきます。ただスーパーカブではクラッチレバーはありません。
実はスーパーカブではペダルを踏んだ状態で維持するとクラッチを切ってる状態になります。これを使います。普通のクラッチレバー式バイクと比べてみます。
状態 | クラッチレバー式バイク | スーパーカブ |
1:クラッチを切る | クラッチレバーを握る | 後ろペダルを踏みっぱなしにする |
2:エンジン回転数を上げて合わせる | 右手のアクセルを開けて戻す | ← |
3:ギヤを1速落としクラッチをつなげる | チェンジペダルを踏んで1速落とし、クラッチレバーを離す | 後ろペダルを離す |
スーパーカブでも同じ挙動を行うことができ、しかも操作が少ないです。この操作に慣れると峠道でも早く走れることができます。私の足の置き方ですが、
走行中は指の付け根付近をペダル置き、そこを起点としてかかとをずらして後ろペダルを踏み、すばやくギヤを落とせるような感じで置いています
かかとで後ろペダルを踏みこんでいる状態です。アクセル煽ってエンジン回転数上がるまではこの状態を維持し、離すとギヤが1速落ちます
前ペダルを踏みこんでいる状態です
このような足の置き方で長年乗っています。うまくエンジン回転数が合ってショック無く1速ギヤを落とせたときはちょっと快感です。
スーパーカブおススメ通勤装備
10年以上通勤に使ってきておススメな通勤装備を紹介していきます
雨でも平気、カブ専用とまで言われるアイリスオーヤマRVBOX
スーパーカブは荷台はあるものの初期状態では搭載性はあまり良くありません。荷台に荷物を置いて紐で縛るという手もありますが、荷物を入れられるケースが欲しくなります。
ソフトケースやハードケースがありますが、ソフトケースは雨の時はレインカバーを付けなくてはならないので、通勤用途ではハードケース一択ですと思います。
ハードケースは突然の雨にも荷物を濡らすことが無く、鍵が付いているのであればさらに安心です。
スーパーカブに純正設定されているハードケースではビジネスボックスがありますが、いかにもビジネスライクなのとけっこうお高いです。ハードケースで有名なところだとGIVIのケースがあります。こちらも高いので悩ましいところです。
昔からカブ主(スーパーカブオーナーの通称)から愛用されているのがアイリスオーヤマ製のRVBOXです。お値段も3,000円弱くらいで鍵が付いており、近くのホームセンターでも売っていたりします。ベルトでも取り付けできるのでおススメです。
色はグリーン/グレー/ブラックがあります。
積載量はこんな感じです。ジェットヘルメットとカッパも入ります。
スーパーカブにはアイリスオーヤマのRVBOXがおススメです。
体への風のあたりを低減しジャケット汚れも減らせるウインドシールド
ウインドシールドがあると首から下くらいまでの体に直接当たる風を低減できますので、運転の疲れを軽減します。また道路が濡れていたりすると前を走る車からの跳ね上げで泥水が飛んできたりしますが、ウエアへの付着をある程度抑えることができます。毎日乗る通勤用バイクにはウインドシールドおススメです。
私ももちろんウインドシールド付けてます。スーパーカブ110 JA07の頃はちょっと低いスポーティバイザーが純正オプションにあり、それをを付けてます。
買い換えたJA44へも付けることができました。
スーパーカブへのウインドシールドの取り付けはミラーと共締め固定となります。私はスマホホルダーをウインドシールドに取り付けてます
冬は必須!グリップヒーターとナックルバイザー
バイクに乗るときはグローブをしますが、やはり寒いと一番先に冷えてくるのは指先です。これを防ぐには指先を温めるのと、冷たい風が当たらないようにすることです。
指先を温めるにはグリップヒーターがおススメです。
だいたい各バイクには純正オプションが設定されていますので、バイク購入時にオプションで付けてもらうのが早いです。もちろん温度調整も可能です。また安く上げるのはパーツを買って自分で取り付けたり、汎用品もあります。
風を防ぐナックルバイザーと併用するとグリップヒーターの効果も大きくなります。スーパーカブ110 JC07の頃は純正でナックルバイザーがあり、私はそれをつけてますが、今は設定されていないようです。
汎用のナックルバイザーもあり、バイクパーツで有名なDAYTONAにも汎用ナックルバイザーの設定があります。
積載荷物増加、フロントバスケット
最初は付けていなかったのですが、付けたら便利だったフロントバスケットです。普段はパンク修理キットや工具等濡れても大丈夫なものを入れています。スーパーカブの純正フロントバスケットは積載重量3㎏までOKです。これも工具があれば自分で取り付けられます。
JA44では工具をツールバックに入れてフロントに固定しています。
夜の道路を明るく照らす補助ライト
最近のスーパーカブ(JA44)はLEDヘッドライトでだいぶ明るいのですが、私のスーパーカブは昔ながらのハロゲンライトで暗いです。位置がだいぶ高いので路面が暗い。ということで補助ライトを付けてます。
amazonで購入した汎用防水LEDライトをフロントバスケット取り付けステーに付けてます。DC12V駆動です
こういう汎用品はバイク販売店では取り付けてはくれないと思いますので、自分で取り付けています。
JA44ではイカリングタイプの2灯式にグレードアップ。非常に明るいです。
パンクに強いチューブレスタイヤ
通勤に使うのならパンクに強いチューブレスに変えるのもおススメです。
私のJA07カブもチューブレスタイヤ化しました。
通勤には一番気になる?時刻を表示する防水時計
バイクウエアは袖がすぼまっているものが多いので、腕時計が見れません。ハンドル周りに時計が必須です。同時に気温も重宝しています。当然雨天時にも使うので防水機能は必須です。
まとめ
今回はスーパーカブでの走行映像や乗り方、また通勤仕様の装備おススメを紹介しました。スーパーカブは歴史あるバイクで日本以外でも人気なのでいろいろなパーツもあります。私のスーパーカブ装備を参考に自分の通勤仕様バイクに仕上げていただければと思います。
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