スーパーカブ(JA44)にツールバッグを付けた。【スクリーン等も移植できたよ】

カスタム整備(カブJA44)

携帯工具をどう携帯するか。JA07カブでは袋に入れて前カゴに入れておきましたが見た目はイマイチでした。今回JA44カブに乗り換えたタイミングで見た目も考慮したツールバッグを採用してみました。この記事ではカブにツールバッグをおススメしたいと思います。

この記事で分かること
スーパーカブへのツールバッグ取り付け
JA07用スクリーンのJA44への取り付け等

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携帯工具の必要性

20年近くバイクに乗ってきているといろいろなトラブルを経験しました。一番困るのは出先でのパンクです。今はタイヤをチューブレスタイヤに替えていますのでパンク修理キットがあれば大抵のパンクには対応できます。
またミラー固定ナットが緩むと走行中に動いて危ないのですが、手締めでは絶対固定できません。これも非常に困るので、スパナが必要です。
という具合に携帯工具は必要だと考えていますし、いつでも直せるという安心感を得られることが一番大きいと思います。

ツールバッグという選択

JA07カブではボックスの搭載容量減らしたくは無かったので、濡れても大丈夫なように防水袋に入れて前カゴに暫定で入れてました。結局はその暫定対応が恒久対応になっていたのですが。
今回JA44カブに乗り換えたこのタイミングで搭載方法を変えたいと思います。

せっかくの赤いカブなので、郵政カブのようにフロントにバッグを付けたく探していたところ、ツールバッグを付けるのもいいのではないか?という選択肢が出てきました。
(郵政カブのフロントバッグの方はいいのが見つかりませんでしたが)

ツールバッグはよくハーレーなどのアメリカンタイプで使われているようです。
今回の赤カブでは工具をツールバッグに入れて携帯したいと思います。

小型のツールバッグを購入した

ツールバッグを探してみると、けっこういろいろな大きさ、デザインがありました。
特にAmazonでは中国のメーカー製のがけっこう出てきます。
今回は携帯工具だけを入れようと思いますので、小さめのをチョイスしてみました。

Amazonでいろいろ探して決めたのは下記のツールバッグです。
色は黒にしました。

YIBO オートバイ サイドバッグ (黒1)
サイズは幅22cmで高さが約12cmの丸型です。
お値段約3,200円(22年8月時点)
(耐久性がなくサビて壊れてしまったのでバイク用ではおススメしません)

届いたツールバッグはこんな感じです。付属品は中身の固定用のバンドのみです。

バッグの後ろには縦にバンドがあるのみなので、基本の固定方法は横に通したパイプに固定というところでしょうか。

ツールバッグ内側はうす紫色。

ツールバックをカブのどこに固定するか?

さてどこに設置しましょうか。ツールバッグ後ろのバンド形状から通したパイプに固定できそうです。
すると先日取り付けたダブルキャリアのパイプが候補として上がりました。
ちょっとツールバッグのサイズと合わないような感じです。

結局郵政カブのようにフロントキャリアに取り付けることにしました。今回はかごを付ける予定はありませんので。
特徴的なフロントのカブのマークも隠れることはありません。

実際に工具は入るのか?【積載性検討】

実はツールバッグ届いてから思ったのですが、少し小さかったかなーと後悔。
改めて今の携帯工具を広げてみます。パンク修理キットを入れていたケースはもちろん諦めざるを得ない状況です。

一番大きな携帯空気入れがやはり入りませんでした。こちらは泣く泣くボックスに入れることにします。
その他携帯工具を見直しました。今まで一度しか使っていないKURE556スプレー缶は降ろします。
スパナセットもミラー固定で12mmしか使ったことありませんので、その他のスパナは降ろすことにしました。

パンク修理キットと他の残留工具を防水袋(前のレインスーツ付属の袋)に入れてバンドで固定し、なんとかツールバッグに入れることができました。

スーパーカブにツールバッグを装着

ツールバッグをフロントキャリアに固定します。
ツールバッグ後ろのバンドではもちろん固定できませんので、耐候性結束バンドを使います。
バンドの金具部分4箇所をフロントキャリアに結束バンドで締め上げて終了。

ツールバッグを付けて2週間ほど走り回りましたが、しっかり固定されており走行中も動くことはありません。
夜間見ると下向きのライトがツールバッグ上面を照らしているので、もっと大きなバッグを採用していたら、夜間の路面を照らす明かりが減ったかもしれません。

取り付けて数週間経つと錆が!!【追記 22年10月】

何日か雨のなかも走行し、先日ツールバッグを見てみたら金具に錆が!!

というわけで、錆落としを買ってきました。DCMブランドのやつはコーティングもできるとのことでこちらを期待します。

中身はどろっとした感じでまさしく研磨剤。
磨くと確かに錆は落ちました。

裏側の金具も錆が浮いてきていますので、錆を落としておきました。
さて、コーティングの効果がでるのでしょうか?

ツールバッグ壊れる!!【追記 23年6月】

ツールバッグが傾いていたので確認してみると壊れてました。
ベルトを固定する金具が錆びてぼろぼろでした。昨年8月に購入しましたので10ヶ月の耐久性でした。
「防水」と売り文句に書いてあったわりには金具の錆びは気になっていましたが、もう少しもってほしかった。

他の金具もさびさびなので、修復はあきらめて違うツールバッグを購入することにしました。

デグナー ナイロンツールバッグ G NB-181【追記 23年6月】

いろいろ探した結果、今度はバイクバッグで有名なテグナー製のバッグにしました。
¥9,900円(’23年6月時点)

金具もしっかりしています。装着しやすいです。

車両への固定ベルトは縦横取り付けに対応しています。
スーパーカブの取り付けにはベルトを横にして取り付けました。

フロントキャリアの上側にベルトが固定されるように、タイラップで追加固定しました。

サイズは一回り大きくなりました。前のツールバッグではあきらめていた空気入れを入れることができました。

耐久性はどうでしょうか。

2ヶ月使用してみて 【追記 23年8月】

2ヶ月間、雨の中も含め使用してみました。

さすがテグナー、なんともないぜ!

金具等への錆びも一切見られません。まあ、バイク用バッグはこうでないと。
まったく問題なく使えております。いいですね、おススメです。

9ヶ月使用してみて 【追記 24年8月】

さらにさらに使用しての耐久性検証です。まったく錆びも出ません。

さすがテグナー、なんともないぜ!

今までのバイクで使っていたスクリーン等を移植した

話は変わりますが、ツールバッグを付けたときに前のバイク達に付けていた装備品をJA44カブに移植しました。

JA07の純正スポーティバイザーはJA44に付くか?→あっさり付いた

JA07純正のスポーティバイザーはさすがは純正とあって耐久性が良くまだまだ使えそうです。
JA44もミラー位置はそう変わっていないだろうし、調整で付くのではないか?という甘い考えでしたが、ばっちり付きました。

グリップヒーターのコントローラーとの干渉もなし。

汎用ナックルバイザーも取り付ける

上の写真にも載っていましたが、EVバイクに付けていたナックルバイザーも付けました。
ちょっと割れているので、新しいのを買うまでの暫定ですが(暫定で付けるとそれが恒久となってしまうことがよくある)。

他にも見てたらデイトナから”耐衝撃”仕様がありました。
値段もそう変わらないので次はこちらかな

クランプバーも取り付けた【何かの役に立つはず】

カブのハンドル回りはカバーで覆われているので、バーハンドルに取り付けるタイプの部品の取り付けができません。
それを解決するのがミラーに固定するクランプバーです。(Amazonで約1,500円 22年8月)
今回は右側のミラーステーに共締めしました。

全部取り付けて試走してみました

携帯工具を入れたツールバッグにスクリーン、ナックルバイザーが付きました。
これでダブルリヤキャリアのアイリスボックスと合わせてJA07カブの時の機能に戻ってきました。
工具が携帯できていると安心感が違いますね。

スクリーンの固定ボルトにはスマホルダーも装着。これでナビもOKです。
このスポーティスクリーンですが、60km/hで走行していると首から下までのエリアに走行風が当たらなくなります。風の抵抗を低減できるので、腕の疲労が減りますし風に乗ってくる汚れも防ぐことができます。

まとめ

SON
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今回携帯工具入れをツールバッグにしてみました。カブもツールバッグに合うのではないかと思います。スクリーンも無事移植できましたので、後はUSB電源や時計、フォグライト等の電装品を追加していきたいと思います。

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