スーパーカブにイカリング式のフォグライトをつけて一週間走行したところ、非常に明るくていいのですが横方向に光軸が上がっているようなので、取り付け角度の調整を行いました。
また、このフォグライトでの照射範囲も検証してみました。
フォグライトの効果抜群
前回フォグライトを取り付けて、ノーマルでは夜暗かったカブでの走行が楽になりました。
ただフォグライトはけっこう明るく直視できないくらいですので、光軸をしっかり調整しないと他車に迷惑になります。
今の状態では横方向に光軸が上がっているように感じますので調整を行いました。
斜めに取り付いている事への弊害
改めて今のフォグライトの取り付け状態ですが、ライトの中心から水平に線を伸ばしてみるとかなり斜めになっていることがわかります。
特に進行方向右側のフォグライトが斜めだと、光が対向車のドライバーの目に入ってしまうのではという懸案が発生しました。
これは修正しなければなりません。
ステーを曲げてフォグライトをできるだけ垂直に
このようなフォグライトの取り付け方にしているのは、フォグライトを固定しているボルトとフロントキャリアが干渉するので、ずらして取り付けていたためです。
L字ステーを変形させて干渉を無くします。
ペンチでL字ステーの先端を掴み、下側に押し下げます。
これでボルトとフロントキャリアとのクリアランスが5mm程取れました。
できるだけフォグライトをタイヤ側に寄せて固定します。
とはいえフォグライトの大きさと取り付け部の位置関係から完全に真っ直ぐには取り付きません。
配線をまとめなおし
前回は最後暗くなってきて急ぎ配線をまとめたので、今回配線まとめをもう一度行いました。
リレー等はバイクの振動が直接伝わらないようエプトシーラーで包んで取り付けました。
フォグライトが点かなくなるトラブル
カウルを全て戻して動作チェックしたら、フォグライトスイッチを押してもフォグライトが点灯しませんでした。
配線をまとめるときに無理に力がかかって端子が抜けてしまったのでしょうか?
泣く泣くカウルをもう一度取り外し、しっかり取り付けたエプトシーラーも外してフォグライトの接続端子を確認します。
見た感じしっかり接続されているように見えますが、触るとフォグライトが点いたり消えたりします。
念のため端子を付け直してみましたが、変わりません。
いろいろ見た結果、結局後ろにあったGND線の端子が抜けかかってました。
今度は抜けないようにハーネステープで固定し元に戻します。
今度はフォグライトはスイッチONで点灯し、大丈夫でした。
フロントカバーを閉める前にハンドルを動かして追加したハーネスが干渉しないか確認します。
フロントカバーはネジ固定になり、JA07時から整備性良くなりました。
修正して無事点きました
イカリングだけの点灯状態です。
ちょっと薄暗くなるとけっこう目立ちますので、被視認性はかなりアップしていると思われます。
スイッチーONしてフォグライトも点灯した状態。
昼間では光軸分かりませんので、夜もう一度確認しました。
夜光軸変更効果確認
夜になり、道路わきの壁にフォグライトを当ててみました。
カットラインがしっかり出ているのが分かります。
やはり若干取り付けが斜めになっているので、フォグライトの光軸が斜めに交差しています。
これはライトを内向きに取り付けている影響もありますね。もう少し正面に向けてもいいかもしれません。
これくらい低ければ対向車や前走車もまぶしくはないのではないでしょうか。
とりあえずこれで良しとします。
上から撮った画像です。フォグライトが明るく照射されるのは路面では2m先くらいからです。
手前も十分に明るいのではありますが。
フォグライトはめちゃくちゃ明るくて暗い夜道の路面もしっかり見えて運転が楽しいです。
特に雨の夜道とかの効果は抜群です。
あとはフォグライトやスイッチ等がどれくらい耐久性もつのかは検証していきます。
フォグライトの向きを正面に調整(追記 ’22/11)
気になったので、フォグライトのむきを正面へ調整し夜また壁に当ててみました。
フォグライトのカット面が少し修正されました。
まとめ
フォグライトの光軸調整について紹介しました。汎用である分取り付けも自由がありますし、調整もけっこう自由にできます。今回の調整でフォグライトは納得のいく仕上がりになったと思います。
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