白い魚体のホンソメワケベラの飼育ついて

アクアライフのススメ

TVで魚の掃除屋さんで有名なホンソメワケベラは実は手軽に購入できるお魚です。白いボディに青と黒のラインが入り、観賞用として人気があります。我が家では大型魚を飼っていないのでお掃除するところは見れないのですが。ホンソメワケベラの飼育に関して紹介したいと思います。

この記事で分かること
ホンソメワケベラの生態や海水水槽での飼い方など

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ホンソメワケベラについて

ホンソメワケベラ(本染分倍良、学名:Labroides dimidiatus)は、スズキ目・ベラ科・カンムリベラ亜科に属する魚の一種。白地に黒帯の特徴的な体色と、他の魚を「掃除」する行動が知られる魚です。

黒い横線が目立ちますが、よく見ると頭はうっすら黄色を帯び、白い体は尾にかけて青色も混じってくる綺麗な魚です。
流通量も多く、普通にお店で購入できる魚です。通販でも2,000円弱くらいでしょうか。
細長い体形で大きさも10cm(自然界では20cmくらいになるようですが)くらいです。

泳ぎ方はあまり尾びれを使わず胸びれを使って泳ぐ感じです。
たまにダンスを踊っているような変な泳ぎ方をします。一説によると他魚にクリーナーだということをアピールするためのダンスなのだとか。

水槽での飼育ポイント

我が家では2年弱飼っていますが、特に飼育に困ることはなかったと思います。
通販で購入し、普通に水合わせして導入しましたが、特に問題はなかったです。
結構泳ぐ魚ですので、60cm以上の水槽サイズは用意してあげたいところです。

水温は25℃前後。飛び出すこともあるとのことで、フタは必須のようです。
夜はライブロックの穴に入って寝るので、ライブロックが必要かと思います。

主に中層を泳いでいます。我が家の場合は中心部に大きなハタゴイソギンチャクがいますが、うまく避けて泳いでいます。

ホンソメワケベラのエサは?

肉食生の魚です。掃除は他魚についた寄生虫を食べていますので。
キョーリン メガバイトレッドSを我が家では与えています。水面まで上がってうまく食べています。

口が小さいので、あまり大きな餌は食べれないかもしれません。

ハタゴイソギンチャクへイカを与えた時、ヤドカリ用に少しちぎって水槽に入れたら、ホンソメワケベラも突っついていました。

人馴れする魚で、こちらが顔を近づけると逃げたりせず寄ってきます。餌をもらえるとわかっているようです。
しかしカメラを向けると逃げてしまうし、結構泳ぎも早いので写真を撮るのが難しい魚です。

他飼育魚との関わり【混泳】

我が家では掃除対象になる大型魚は飼っていませんが、ホンソメワケベラのお掃除本能なのか、同じくらいの大きさのカエルウオのエラあたりを狙って近づいていったりしますが、逃げられています。

特にナワバリ意識も無く、他魚と争うような姿は見たことはありません。
口も小さいので、エビなどに攻撃したりすることはありません。混泳は問題ない魚だと思います。

夜は寝袋に入って寝る

夜はライブロックの穴に入って寝ているようです。タイマーで水槽の照明が消えると寝る準備に入ります。ライブロックの穴を丹念に見て回ります。
いい穴を見つけるとそこに頭から入って、ベラの特性でよくある粘膜で寝袋を作って寝ているようです。
朝にたまに粘膜が外部フィルターのストレーナー部に引っかかっていたりします。
いつの間にか見なくなるので、ヤドカリ等に食べられるのか海水に溶けてしまうのかはわかりませんが、こちらが取り除く必要はないようです。

上の写真上部の穴に突っ込んで尾だけ少し出して寝ていたことがりましたが、カニが住み着いてしまったためか、その後ここで寝ている姿は見たことはありません。

寝姿撮影できた(追記)
ライブロックの位置を変更した夜、前の方のライブロックの穴に入って寝てたので撮影できました。
頭隠して尻尾隠さず。うっすら粘膜のようなものが見えます。

まとめ

SON
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大型魚の掃除屋として有名なホンソメワケベラについて紹介しました。魚を増やしたい時に通販画面見ていたら娘がこれがいいとのことで、ホンソメワケベラの導入に至りました。
尾にかけての青いグラデーションが本当に綺麗でおススメな魚です

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