スーパーカブのリヤサスペンションは柔らかすぎます。ボヨンボヨンはねる感覚です。二人乗りの時は底づくんじゃないかと思うほどです。そんなスーパーカブのリアサスペンション交換しました。パーツ代もそんなに高くなく、効果も分かりやすいのでおススメします。9年経った状態も紹介します。
純正サスペンション
こちらが見慣れたスーパーカブの純正リヤサスペンションになります。
純正リヤサスペンションは柔らかいため、段差を乗り越えるとボヨンボヨンとはずむ感じになります。写真にあるように、スプリングが無い仕様となっています。
これは旧モデルからそうなので、デザイン的にもスプリングを採用できないのかもしれません。
他のバイクとは違う感じで、私的にはあまり好きな乗り味ではありませんでした。
さらに新車購入してから3年経ち、リヤサスから伸縮時にキュコキュコと音までしだしました。
スーパーカブ用のリヤサスのアフターパーツを調べてみると、けっこう選択肢も多く、スプリングリロード調整できるようなリヤサスもあり、価格もリーズナブルなものがけっこうあることがわかりました。
リヤサスペンションアフターパーツの種類
スーパーカブのアフターパーツといったらアウトスタンディングということで、アウトスタンディングのHPにはいろいろなスーパーカブ用のリヤサスがあります。
安いのは4,000円から、高くても2本セットで12,000円と他のバイクに比べるとなかなかリーズナブルだと思います。
スプリングの色違い(青や黄色、赤色等)もあります。
私が購入したのはYSS TOKYO-DO のメッキ仕様。2本セットで\7,980(2012年当時)。
スーパーカブJA07用です。
スーパーカブ用のパーツは最近時の一般ユーザー人気にあやかり、かなり種類が豊富です。
また全体的に安いので、手が出しやすいと思います。
2021年現在、JA07用のサスペンションを新品で買えるのはSP武川くらいになってしまってますね。
スーパーカブ110(JA07)リヤサス交換
取り付け説明書も付属しており、交換は簡単でした。
交換は2か所のボルトをはずすし、付け替えるだけ。あっさり終了です。
一気に二本ともはずしてしまうのではなく、一本ずつ交換していくとスイングアームが落ちてしまわないので、交換が楽です。
専用品なので、もちろん干渉もありません。
メッキがきれいです。
スプリングプリロードも調整可能(調整用工具付き)です。
リヤサス交換した効果
純正よりも硬くなっていますので、不満だった段差乗り越え時のボヨンボヨンとはずむ感じはなくなりました。普通のバイクの乗り味になった感じがします。
発進、加速が良くなりました。純正リヤサスの時はやわらかいため、発進、加速に縮んでいたのでしょう。今回硬くなり縮む量が少なくなったため加速が良くなりました。
曲がる時も安定感が増しました。
クラッチ操作を組み合わせれば山道でちょっとしたスポーツ走行もできちゃいます。
そこそこ早いです。
硬くなって乗り心地が悪くなったかというと、そうでもなくしっかりショックは吸収してくれるし、路面に追従している感じなので、ネガティブな感じはありません。
交換して違いが分かりやすいパーツだと思います(交換しがいがあり!?)
アフターパーツリヤサスの耐久性
気になるのは耐久性だと思います。
取り付けたのは2012年4月。走行距離11,000㎞の時です。
記事を書いている今現在、2021年6月、21,000kmです。状態は写真の通り。
9年の歳月が経ち、錆がすごいことになっています。
他のパーツもそうですが、純正パーツとの違いはこの錆です。特に中国製のパーツはすぐ錆が浮いてくる感じがします。
錆は落としてもすぐに発生してきてしまいますので、どうしたもんかなと思います。
きれいさを維持するにはこまめに錆落としをしないとけないかもしれませんね。
ショック性能は変わっていないと思います。乗り味に違和感は感じません。
機能に影響するところが錆びているわけではありませんので。
9年間性能維持するのもけっこうすごいのではないでしょうか。
まとめ
スーパーカブのリヤサスペンションの交換、アフターパーツの耐久性について紹介しました。錆の状態は衝撃的ですが交換後の挙動はすごくよくなりますので、純正の乗り味に違和感を感じる方はリヤサス交換をおススメします。
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