バイクに乗るときの装備 ヘルメット編【通勤はジェットヘル】

ウエアー小物類

バイクは環境に左右される乗り物なのでしっかりした装備をしないと乗っててつらくなります。特にヘルメットは重要な保護具であるとともに、快適性にも影響が大きいです。また納車で引き取りに行くまでには必須な装備ということで一番に用意する装備です。

このページではオールシーズンバイクに乗る装備を紹介していきます。


この記事で分かること
バイク用ヘルメットのタイプ、通勤におススメのヘルメット

SON
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バイクに乗り始めて20年、バイク通勤は12年になります。夏も冬も雨の時もバイク通勤を続けています。これまでの経験から、バイク通勤に関するおススメを書いていきます

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バイク通勤を快適に過ごせるかはヘルメット選択にかかっている

ヘルメットはいろいろなタイプがあり、価格も安いのから高いのまでピンキリで選ぶのに非常に困るアイテムです。しかもバイクを注文していたら納車までの時間で手に入れなければなりません。バイク通勤では毎日使いますので、安全性、快適性に優れているヘルメットにしっかり投資するのがおススメです。

半キャップヘルメットはおススメしない

私が大学生で初めてスクーターを買ったとき、近くのホームセンターに自転車で行って半キャップヘルメットを買いました。確か数千円くらいだったと思います。

 バイクを受け取っての帰り道、目にゴミが入りまくりでちょこちょこ停車して泣いていました(ハードコンタクトのため)。付いていたゴーグルはほぼ飾りなので視界が非常に悪くダメでした。乗るときはほぼ眼鏡になってしまいました。またトラックの後ろを走ったりすると小石がたまに飛んできて、頬がちくっと痛かったり。夜は虫が口に入ってきたり。後は今から思うと、こめかみから下はほとんど守られていないので事故に合っていたらと思うとぞっとします。

 私の意見としては、安くておしゃれなヘルメットも多い半キャップヘルメットですが、通勤で毎日使うのにはおススメしません

フルフェイス、システムヘルメットのメリット、デメリットは?

バイクレースでもおなじみフルフェイスヘルメットですが、すっぽり頭を多い顎までしっかり守ってくれるので、安全性の高いヘルメットです。私も2個被っていました。

フルフェイスヘルメット

ヘルメットメーカーとして有名なSHOEIと、ARAIのをそれぞれ被りました。

どちらも長時間被っていても快適なヘルメットでした。当時は。ARAIのは最高級ヘルメットのRX-7のRR4というタイプを被っていました。ARAIのヘルメットは首元がすぼまっていて、被るときにちょっと広げながら被ります。装着感は頬から顎までしっかり内装が密着し一体感がありました。

ARAI RX-7 RR4 レプリカカラー ペドロサモデル@2007

ただし、停車中に他のライダーやタンデマーと話にくかったり、顔をかけなかったり、またツーリング中景色のいいところにちょっと止まって写真を撮るのもいちいちヘルメットを脱がなくてはならず面倒でしたので、次にシステムヘルメットを購入しました。

システムヘルメット

チンガードが上まで開き、停車時は広い視界が広がり話も伝わりやすい。走行中はフルフェイスヘルメットの安心感を兼ね備えたのがシステムヘルメットです。

左側:WINS ウィンズ CR-IV CR-4 Quattro@2011 右側:A-FORCE RS JET

チンガードを上げるだけで風景写真を撮れます。鼻もかめるし顔もかけます。もちろん話もしやすいといいことずくめです。

システムヘルメットが欲しかった2011年頃、有名だったのはSHOEIのNEOTECだったのですがけっこう高価でした。そこでいろいろ探したところWINSというメーカーを知り、CR-IVというシステムヘルメットを買いました。

フルフェイスヘルメットのネガを払拭できたのですが、このギミックのおかげで大きく重くなり、今まで入っていた収納に入らなかったり、バイクのBOXに入らなかったりしてしまいました。

バイク通勤にはジェットヘルメットがおススメ!

ジェットヘルメットはチンガードが無く広い視界が特徴です。停車中はスクリーンを上げれば顔全面出るので、システムヘルメット並みの気軽さがあります。また軽く小さいのでバイクのBOXにも入ります。今まで見た目から走行中に顔への風の巻き込みがあるのではないかと危惧していたのですが、実際ジェットヘルメットを被って一般道走行したのですが、風の巻き込みによる目への異物混入などほとんどありませんでした。

バイク通勤には視界が広く、お値段もそこそこのジェットヘルメットがおススメです。

毎日朝晩乗るバイク通勤に必要な、ヘルメットに求められる機能は?

毎日朝晩バイクに乗りますので、環境ががらっと変わります。夏は暑い日差しの中での走行や、早朝や夜では当然暗い中での走行があります。

朝日、夕日の直射防止のインナーバイザー

冬季は太陽が低いので朝東に向かって走行していたりするともろに視界に太陽が入ってきます。自動車ではバイザーを下して調整できますが、バイクでもバイザー付きのヘルメットがあり、走行中に上げ下げできるようになっています。各社いろいろなタイプがありますが、汚れ防止も含めシールドの内側にインナーバイザー機能があるヘルメットをおススメします。

出展:WINS HP

サイズはしっかりお店で確認。メーカーによっても違う。

自分に合ったヘルメットサイズを把握するのは最初はなかなか難しいです。私はバイク用品ショップで初めてフルフェイスヘルメットを買ったとき、LLサイズを実際被ってみて問題なかったのですが、購入後20分くらい被ってるとジンジン頭が痛くなってきて我慢できなくなってしまいました。お店では長時間試着できないので難しいところですが、被ってみてちょっとでも頭に圧迫感を感じたらワンサイズ上げた方がいいです。ちなみに頬やあごのあたりはパッドがきつくてもそのうちつぶれて馴染んでくるので大丈夫です。

冬季や梅雨時のシールドの曇り防止に

シールドの曇りけっこうばかにできません。冬にネックウォーマーを鼻まで上げてたりすると吐く息が上に漏れてきてあっという間にシールドが曇ります。走行中にシールドをあげれないジェットヘルメットでは曇り防止が必須となってきます。

シールドに塗る曇り止めとかいろいろ試してきた中で一番効果があったのは、シールドに張り付けてシールド間に空気の層を作り断熱して曇りを防ぐ商品です。

私はWINSのFOGWINを使っていますが、視界のゆがみもほとんどなく曇りも発生しないので、MUSTアイテムとなっています。

出展:WINS HP

WINSのA-FORCE RS JETがおススメ!

長年いろいろなタイプのヘルメットを被ってきて、いろいろ失敗もしてきて学んだ私がバイク通勤におススメするヘルメットはずばり、

WINSのA-FORCE RS JET(エー・フォース アールエス ジェット)です。

A-FORCE RS JET
A-FORCE RS JET

中年の車好きに突き刺さるドライカーボン製に真っ赤な内装。ジェットヘルメットクラス最軽量の1300g。システムヘルメットからだったので余計に軽く感じました。首への負担がやさしい。定価はちょっとお高めですが、ドライカーボン製で5万円を切る価格はすごいです。インナーバイザーも装備し、シールドの曇り止めのFOGWINもサービス(同梱されている引き換えはがきを送ると送ってくれる。ちょっと時間がかかります)で付いてきます。

2019年1月に購入してもう2年使っていますが、特に問題もなく快適に使えています。

もう少しお安いのであれば、同じ形状で100gだけ重いですが価格はだいぶ安いG-FORCE SS JET STEALTHもいいと思います。デザインもかっこいいです。

A-FORCE RS JETの耐久性(追記)

ほぼ毎日の通勤で使っているA-FORCE RS JET。2022年8月現在(3.5年)経過した耐久性はというと、内装に一部破れが生じているもののカーボン表面は問題なし。白くもなっていませんしきれいなもんです。

まとめ

SON
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バイクには必須のヘルメットについて書いてみました。バイクに合ったデザインのヘルメットを選ぶのもまた楽しいです。ジェットヘルメットならいろいろなラインナップがありますので、自分にピッタリなヘルメットを探してみてください。

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